現代歴史学の新たな地平を求めて-『第4次 成果と課題』再考-

By | 2017年10月30日
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日時:2017年12月2日(土曜日) 13時~17時30分(開場12時30分)
会場:早稲田大学戸山キャンパス 文学部 36号館681教室
東京メトロ東西線「早稲田」駅下車徒歩3分
https://www.waseda.jp/top/access/toyama-campus

報告者:
大門正克 現代歴史学を串刺しにする
    -『第四次 成果と課題』の構想と発刊をふまえて-
松原宏之 文化からたどりなおす現代歴史学
    -ジェンダー、身分、政治経済-
若尾政希 いまなぜ歴史実践か
コメント:加藤陽子、仲松優子、浅田進史

資料代:500円(事前申込不要)
*終了後、懇親会を予定しております。

(開催主旨)
 2017年5月、歴史学研究会は『第4次 現代歴史学の成果と
課題』を刊行した。15年ぶりとなる『成果と課題』は、以下の
全3巻から構成される。第1巻「新自由主義時代の歴史学」は、
この15年間の歴史認識の変化を集約し、歴史学の方法的可能性
を展望するだけでなく、その課題と隘路をも示したことに特徴
があるだろう。第2巻「世界史像の再構成」は、1990年代以来、
日本の歴史学界を席巻してきた構築主義を克服しつつ、その最
良の遺産を継承しながら新たな動態的歴史像を模索した。第3
巻「歴史実践の現在」は、史料・方法・叙述のほか、研究・教
育を含む一連の社会的営為を「歴史実践」と考え、いまなぜ歴
史実践が必要なのかを問いつづけた。
 さて、それぞれに個性的な3巻を総合的に鳥瞰するとき、そ
の先にいったいなにが見えてくるのだろうか。私たち歴史学研
究会委員会は、これら3巻の向こうに広がる地平を展望すべく、
歴史学研究会シンポジウム「現代歴史学の新たな地平を求めて
―『第4次 成果と課題』再考―」を企画した。このとき、導
きの糸となるのは、独自の視点から3巻を貫通して把握しよう
とする以下の三報告である。大門正克は、『成果と課題』編集
委員の立場から、3巻を串刺しにする総括的な報告を行う。松
原宏之は、第1巻の
自著「カルチュラル・ターン以後の歴史学と叙述」のなかで触
れることができなかった対象、たとえばジェンダーについてど
うみるかを皮切りに、認識論的かつ方法論的議論をさらに拡張
していく。最後に、若尾政希は「いまなぜ歴史実践なのか」と
いう問いを軸に、第1巻・第2巻で表明されつつある歴史学の
新たな展開と第3巻の歴史実践論とがいったいどのようにかか
わり、どう異なるのか、そして、どのように結びつくのかを論
じる。
 これらの三報告に対して、全3巻を踏まえた近現代史研究の
視点から加藤陽子、近世国制・身分・ジェンダーの観点から仲
松優子、若手研究者問題にも取り組む浅田進史の三氏にコメン
トをいただく。これによって、歴史認識・歴史叙述・世界史像
・歴史実践を総合的に論じる「歴史学の場」をつくることがで
きるだろう。

主旨文はサイトhttp://rekiken.jp/seminars/Symposium.html 
でもお読みいただけます。

 

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