2018年・第36回中間研究集会のお知らせ

By | 2017年11月2日
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1.テーマ:「『明治150年』を検討し批判するー2018年京都大会に向けて」

2.日時・会場:1月7日(日)、ラパスホール(東京労働会館)

3.資料代:1500円(学生・U25は1000円)

4.内容:

○午前(10:00?12:00)
・講演(10:10?11:40):
  「明治150年史観を検討し批判する」山田朗氏(明治大学、歴教協委員長) 
・質疑応答(11:40~12:00)

○午後(13時00分?16:30)
・報告①(13:00?14:00):
  「新学習指導要領で中学歴史の授業はどうなる?どうする?」
                                                倉持重男氏(埼玉歴教協)
・報告②(14:00~15:00)
 「4月からの小学校道徳は具体的にこうする
               ~子どもの内面に介入しない指導法と評価」
                宮澤弘道氏(公立小学校教員・道徳の教科化を考える会代表)
・質疑応答(15:00:~15:20)

・休憩(15:20:~15:30)

・分散会・全体会(15:30~16:30)
 討議の柱:「憲法を生かした学校・地域をつくろう」

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 第36回中間研究集会では、次の2つのねらいからテーマ「『明治150年』を検
討・批判する」を設定しました。テーマに沿った講演・報告のお願いは以下の
通りです。

サブタイトル「2018年京都大会に向けて」は、2018年夏の歴教協全国大会を京
都で開催する予定であり、中間研究集会はその京都大会に橋渡しをする研究集
会という位置づけからつけています。

(1)2018年は明治150年であり、政府は2017年7月の中間とりまとめで17府省庁
にまたがる約200の関連施策を発表しました。政府や自治体(特に鹿児島、山口、
高知、佐賀の4県)、民間が主催する関連イベントが目白押しであり、復古的な
色彩の「明治翼賛」への批判が必要となっています。
 山田朗委員長には「明治150年」をそのものの検討と、「明治150年史観」を
克服するためには、どのような視点・認識が必要なのか、戦前の道徳(「修身」)
がどのような役割を果たしたのかなどについて講演をお願いしています。講演
をもとに、集会参加者が「明治翼賛」批判の視点・認識、現在の道徳の教科化
につながる問題として戦前の道徳(「修身」)が果たした役割を考え深めてい
きたいと思います。

(2)「明治150年」=2018年です。その2018年の状況は、新学習指導要領のもと
で小学校・中学校の社会科、そして教科化された道徳では、自国に不都合な歴
史的事実をできるだけ教えないようにし、国家第一主義的な教育、愛国主義的
な教育がすすめられようとしています。
 元中学教員で東洋大学講師である倉持さんには中学校社会科、特に歴史分野
での新学習指導要領の問題点の指摘とともに、そうした問題点がある中で「こ
れからの中学の歴史教育はどうするべきなのか、大切にしなけれれならないポ
イントはなにか」を倉持さんのこれまでの実践を紹介しながらの報告をお願い
しています。
 小学校で教科としての道徳が4月から始まります。もはや、教室でどう教え
どう評価するかは、待ったなしです。どのようにしたらよいのか現場は不安だ
らけです。2015年に教職員を中心に研究者・保護者などと共に「道徳の教科化
を考える会」たちあげ活動中の宮澤弘道さんには、現職教員として、「私は教
科された道徳をこんな観点で、こんなことに気をつけ、こう教える」という具
体的な提起をお願いしています。