11月社会科授業づくり講座のまとめ

By | 2019年12月7日
1.参加者 13名(講師含む)
    小:2名 中:6名 高:3名 学生:1名 特別支援学校:1名 
2.川島啓一先生(講師)より
 今回授業づくり講座にお呼びいただきありがとうございました。改めて自分の実践を振り
返る良い機会となりました。皆さん、楽しそうに綿糸を紡ぎ出す作業に熱中されていました。
スピードや効率ばかり求められる時代ですが、こういう、ゆるーい時間の中に、この先の日
本を考えるヒントがあるように改めて感じました。糸と一緒に、人のつながりも紡ぎだされ
たら幸甚です。
3.講座参加者の感想
●身近な着る、身に付けるもの綿からスタートして江戸時代、産業革命そしてグローバル社
会の今、未来へとつながる問題提起をふくんだ壮大な授業提案、ワクワクしてきかせていた
だきました。ありがとうございました。
●授業づくりのヒントを得るために参加させて頂きました。
・歴史の出来事を1つだけにするのではなく、横のつながりを考えると理解しやすい。
・綿という導入でも歴史や、当時の時代背景、人々の暮らし、そして、現在のグローバル化
にあるデメリットと学ぶポイントが多くあり、生徒はここから気になる点を深く学んでいく
ことになると思った。
・将来をきっかけに生徒の好奇心を高めるような授業づくりをしたいと思った。
●“わた”1つで、こんなにも社会を切り取る視点が生まれるのだと感じ、非常に面白かっ
たです。どんな地域や年代も扱うことができるものという意味では、“わた”から人間の本
質を見れる教材だと思いました。
●いろいろなことに興味をもち、それを深めて教材化しているものをうらやましく感じまし
た。体験だけでなく、最後は「重い話」までしっかりつながる流れをつくっているのは、す
ばらしいと思います。自分では、やりっぱなしのことが多いので…
●綿は歴史の中で重要なのに、あまりうまく扱えていなかったので、授業へのヒントをたく
さんいただき、これを使って授業をするのが、とても楽しみになりました。川島先生がとに
かく楽しそうに話をなさっていたのが、とても印象的でした。それでこそ、楽しい授業がで
きるのだなと思いました。アイヌの授業もどのようにしているのか、お話をきいてみたいと
思いました。
●体験をしながら楽しくたくさんのことを学ぶことができました。綿花も今回初めて見まし
た。実物を見たり、体験をしたりするだけで同じことでも興味を持って学習できるのだと思
いました。
●一つの事にこだわり自分が楽しみながら視野を広げていくという姿勢に学びたいと思いま
した。様々な実物を持って来ていただきありがとうございました。
●ありがとうございました。イギリスの貿易史が好きでして、“綿”というキーワードに興
味をひかれ、またトーク&チョークから脱したい気持ちで参加させていただきました。貧困
問題やブラック労働にも関心があったので、今回の勉強は自分にとって本当におもしろいも
のでした。また参加させていただきたいと思います。
●今回は綿をテーマに、歴史・地理・文化のすべてにわたって実技も講演も全面的に展開し
ていただいた。何よりも川島さん自身が楽しく意欲に学ぶからこそ生徒にも伝わり、生徒の
好奇心を引き出し、意欲的なとりくみにつながっているのだと思う。衣食住全てにわたって
生活と密着した学びの広がり、今後も他の人たち特に若い人たちに伝えていってほしい。
4.担当者より
 11月の授業づくり講座にご参加いただきありがとうございました。川島先生の“綿”をテ
ーマに綿花から糸を紡ぐ体験や、自分たちの身近にも綿が使われたものは衣類だけでなく身
近なスーパーに置いてある綿実油など生活の一部になっていることを学びました。そして、
綿を紡ぐことが江戸時代、産業革命と時代が流れていく中で生産性の向上とともに貧困層の
問題(海外における低賃金で過酷な環境で働く人々の実態がある)があることなど、知るこ
とができました。“綿”を通して様々なことを伝え考えさせてくれる話ができるのは、川島
先生自身が学びのアンテナをしっかり持っていて、好奇心をもって楽しそうに学んでいるか
らこそなのだと思いました。だからこそ、生徒たちにもそのことが伝わり、より良い授業に
つながるのだと思いました。川島先生の授業を通して学んだことを少しでも生かせるように
今後の学びに生かしていきたいと思います。  (角之倉宏彰)