2020年3月増刊号「『平成』の30年・ポスト冷戦を問う」の読みどころ

By | 2020年3月3日

 1989年、ベルリンの壁が崩壊し、東西冷戦が終結に向かいました。その年初め、日本では昭和天皇が亡くなり、元号が「平成」に変わりました。この2つの出来事が偶然ながら同じ年に起こってから30年、日本も世界も激変しました。

 グローバル化が進行する中で、新自由主義といわれる資本主義の暴走はとどまることを知らず、日本では格差が広がり続けています。それはまた、日本の対米従属がより強化された30年であり、豊かさを求めながら幻想に終わった「失われた30年」でした。

 その歴史を振り返り、現代の日本や世界、そして地域の人々の生活の実情を探り、私たちはこれからどこに向かおうとしているのかを特集しました。あるべき未来について考える一助となることを願っています。