2022年7月増刊号「コロナ社会ー変わるもの、変えてはいけないもー」の読みどころ

By | 2022年7月6日

   新型コロナウイルス流行から3年目を迎えました。現在、コロナ感染はピークアウトして、政府による行動制限はほとんどなくなりました。しかし、収束宣言が出されたわけではなく、いつまた感染拡大が起こっても不思議ではありません。実際、新たなコロナウイルスの確認により、第7派の感染拡大が心配される状況です。

一方、コロナ禍で、命の危機はもちろん、社会や経済へのダメージは測り知れません。ポストコロナを想像すると、いま以上の惨状が予想され、さらなる恐怖をおぼえます。コロナ前にすべて戻ることはあり得ないと思われます。

 2020年11月増刊号『コロナ禍を生きる―子ども・学校・地域―』では、コロナ禍の1年の実情をありのままに伝えようとしましたが、今回は、コロナ社会をどう生き、ポストコロナにどのような社会を築くべきか、各地からの模索の姿に焦点を当てました。コロナ禍をきっかけに変わるものがある一方、変えてはいけないものもあるはずです。コロナ禍の現状を知るとともに、そこからの再生の道を考えてみました。