2023年6月号「先生がたりない!」の読みどころ
近年、「教員不足」が声高に叫ばれています。その背景には「働き方」の問題があります。 しかし、給特法の議論をはじめとして、解決策については意見の分かれるところです。 また、それぞれの立場などによって、現状についての見…
近年、「教員不足」が声高に叫ばれています。その背景には「働き方」の問題があります。 しかし、給特法の議論をはじめとして、解決策については意見の分かれるところです。 また、それぞれの立場などによって、現状についての見…
歴史教育者協議会常任委員会は、現在国会でも議題にあがっている、世田谷区史編纂における「著作人格権の不行使」の問題に関して、自治体史における歴史学の成果の尊重、人権としての著作人格権の問題、歴史修正が起こりやすくなる前例と…
岸田内閣はそれまで憲法上持てないとしていた敵基地攻撃能力(反撃能力)の保持と防衛費 の倍増(対GDP比2%)を閣議決定しました。 安倍政権で成立した安保法制と岸田内閣による軍拡は、これまでの専守防衛の方針さえも大 き…
歴史学習の入り口となる先史時代。人びとの生活の変化の背景には、何があったのでしょうか。また、人と動物との関係はどのようなものだったのでしょうか。 縄文・弥生・古墳の3つの時代を取り上げ、時代の変化に注目し、どのように…
1月8日(日)に「ウクライナ侵攻をどうとらえるか」というテーマで、第41回中間研究集会をラパスホール で実施しました。会場に42人、オンラインに71人の合計113人の参加があり、時宜にかなったテーマということ もあり熱…
2022年4月から必修科目「歴史総合」がスタートしました。2単位という限られた時間数で、世界と日本の近現代史を学ぶこと、資料を読み取り問いを表現すること、現代的な諸課題を探究すること、歴史の諸事象を考察・構想する力や説…
東日本大震災から12年。放射能汚染の基準値を定めた「原子力緊急事態宣言」はそのままに、 避難指示解除と被災者の帰還が進められています。政府は原発再稼働に加え、新設の方針まで打 ち出しました。こうした中、被災地の状況を明…
「荘園はわかりづらい」。私たち教員は異口同音に言います。 墾田永年私財法から太閤検地まで、約800年間、荘園は続きました。時期や地域による違いが大 きいにもかかわらず、教科書ではひとつのもののように扱っていることがわかり…
いまも続くウクライナ戦争など、世界では国家の暴力によって人びとの命が危 険にさらされています。こうした人道危機に対して私たちは何ができるでしょうか。 世界の人道危機に向きあい、国際法と人間の安全保障、第三世界、市民・…
応仁・文明の乱に関する研究が進み、従来の理解が通用しなくなっています。また、享徳の乱 や明応の政変の重要性も無視できません。さらに、一揆や民衆の動き、地方と中央の関係なども 大切な問題です。大きく変化するこの時代につい…