歴史地理教育7月増刊号-音楽のきこえる社会科の授業(No927)

By | 2021年7月8日

 

 

 

 

 

 

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音楽のきこえる社会科の授業
Ⅰ 音楽でつくる社会科の授業
「歌うこと」の恥ずかしさ 武田砂鉄
歌教材で学ぶ授業―七〇余年の実践史 鳥塚義和
【実践報告/中学校】歌と学級・学年づくりと平和学習─「イムジン河」から「イマジン」、オリジナル曲まで 飯塚喜大
Ⅱ 現代社会を語る音楽
歌は世につれ、世は歌につれ―歌詞で女性の人権の発展史を教える 山本政俊
女子の音楽のたしなみ史に接近する 歌川光一
変わらない「夜」を求めて―若者の音楽体験をめぐる一考察 戸谷洋志
コラム 音楽の楽しさと恐ろしさと 飯島春光
コラム 東日本大震災とふたつの合唱曲─中学校特別支援学級での取り組み 山下洋児
コラム 現代社会の課題に切り込むJポップ 石田千郷
コラム 明子さんのピアノが伝えるもの 廣谷明人
Ⅲ 音楽と権力の相剋
宮廷音楽を牽引する天皇とそれを揺るがした室町将軍 豊永聡美
冷戦下日本の「戦後史」を音楽からみる─「歴史総合」に向けたジェンダーの〈感情史〉試論 上田誠二
民衆の音楽と国民国家─「コンドルは飛んでいく」と二〇世紀前半期のペルー音楽 水口良樹
【実践プラン/高校】「ラ・マルセイエーズ」と序曲「1812年」に聴くナショナリズム 
内田一樹
【実践報告/高校】自由民権期の歌から見えてきたこと 川島啓一
コラム 「アメージング・グレイス」と奴隷貿易 山元研二
コラム ふたつの顕彰の歌─幸徳秋水と長谷川テル 黒田貴子
コラム 音楽を活用した授業 田巻慶
コラム ベートーヴェンと「英雄」 鈴木將太
コラム ヴァーグナーに揺さぶられた一人として 岡稔彦
Ⅳ 音楽という伝統
モンゴル人は「スーホの白い馬」を知らない? 木下光弘
【実践報告/小学校】歌や踊りを通して思いを寄せる子どもたち 岡村祐介
コラム 「カッワーリー」─民衆歌謡から南アジアの文化・社会を理解する 小嶋常喜
コラム 琴を弾く人物埴輪 若松良一
コラム ピアノはなぜ大きくなった? 大川沙織
コラム 宗教音楽から考える世界地理 後藤貴三恵
コラム エジプトの結婚式 猪股千央
Ⅴ 学校文化と音楽
吹奏楽の音楽文化史 戸ノ下達也
「赤とんぼ」は戦後の空に翔ぶ─史実と「物語」の間 栫大也
卒業式歌・卒業ソングの同時代史 有本真紀
コラム 「君が代」と「われら愛す」 池本恭代
コラム 社会科の授業で使える音楽ネタ 奥山忍
【実践報告/小学校】校歌を使った地域学習─三年生の「総合的な学習の時間」 三橋昌平
【実践報告/中・高校】社会科教師は学校文化の架け橋となれるか 丸山豊