投稿者「rekkyo_admin」のアーカイブ

2024年8月号「新自由主義からの転換を探る」の読みどころ

「今だけ、カネだけ、自分だけ」という3だけ主義のもと、自己責任を押しつけ
る新自由主義によって貧困・格差が拡大し、日本は先進国で唯一賃金が上がらな
い国になってしまいました。いま、この新自由主義からの転換がさしせまった課
題であり、本特集ではその道すじを探ります。

2024年7月増刊号「出会い つながり ともにつくる 東アジアの世界」の読みどころ

近年の東アジア世界をみると、軍事的拡張や領土問題、核戦力などをめぐり、平
和を揺るがすさまざまな出来事がおきています。それに対して日本では、「有事」
への危機が声高に叫ばれ、「防衛力」強化や憲法「改正」の動き、そして、「外
国人」への偏見・排斥が広がっています。こうした動きは、対外的な緊張を高め、
かえって「有事」へと歩みを近づけることになりかねません。これまでの東アジ
アの歴史をふり返れば、対立や葛藤を抱えつつも、対話や交流を重ね、友好と平
和を求めようとした人びとの取り組みがありました。国境や民族などの違いを超
えて、東アジアにおける市民どうしがさまざまなかたちで対話を重ねてきたので
す。
この特集では、人びとが歴史に学び、出会い、つながり、ともに平和的な社会を
つくろうとしてきた東アジアにおける歴史実践に注目しました。歴史対話と交流
の具体的な実践に学び、よりよい社会を築いていくための一歩につなげていきま
せんか。

2024年7月号「評価が困難!授業をどうする?」の読みどころ

観点別評価で学校現場は混乱している。しかし、新学習指導要領や
観点別評価が導入される中でも、学問の成果に則り、子どもの成長
に寄り添った実践を打ち出していきたい。そこで、観点別評価とは
どのようなものかを踏まえた上で、各校種での取り組みを特集した。
社会科教育の原点に立ち戻り、授業づくりと評価のあり方について
考える機会としたい。

2024年5月号「「人権とくらしを守る 日本国憲法 77年 」の読みどころ

昨年成立した改正入管法、LGBT理解増進法などを見ると、日本国憲法の
「人権を守る」という理念がないがしろにされているのではないか、不安に
なる。まもなく80歳になる憲法が、身近なくらしの中に根づいていること
を確認し、私たちのくらしがどのように守られているのか、改めて考えたい。