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2月授業作り講座のご案内

日 時:2月10日(日)10:00~12:30
     終了後、参加可能な方々での昼食会もあります。
会 場:東京学芸大学附属竹早中学校
     *地図を参照してください。春日通りに面した
      正門から入ります。
報告者と内容
① 森下周亮さん(小学校教員)
「理科の授業実践について」
② 角之倉宏彰さん(特別支援学校 学校介護職員)
「特別支援学校での1年間の実践から学んだこと」
詳しく:今回の講座は、授業づくり講座の若手実行委員による報告です。
    「社会科授業づくり講座」なのに、なぜ理科と特別支援教育?
    と、思われた方もおられると思います。小学校教員は、様々な
 教科を担当しています。時には、社会科以外の教科を通じての
 授業実践を報告してもらい、小学校の授業について考え合うこと
 も大切かと思います。また、特別支援教育については、新採の方
 が、希望とは関係なく特別支援学級・学校に配置されることも
 あり、また、通常学級でも、様々な障がいを持つ児童・生徒が
 増えているという現状があります。そして、また特別支援教育
 から学ぶことは、とても大きいことだと考えます。そのような
理由から、今回のテーマでの報告のテーマを決めました。
今回も良い学び合いの場になることを願っています。

 

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第37回中間研究集会の案内(その3)

新年なりました。2019年・第37回中間研究集会が近づいてきました。
講演者・報告者についてのお知らせです。

■2019年1月13日(日)午前10時~午後4時半
・講演:吉田裕氏(一橋大学)
「天皇の代替わりと戦争の記憶」
・報告①:中妻雅彦氏(弘前大学)
「小学校社会科をこれからどうするか」
・報告②:埼玉歴教協
「中学校歴史学習で何を学ぶか」
会場:東京労働会館・ラパスホール
資料代1500円(学生・U25は1000円)
連絡先:03-3947-5701(歴教協事務局)

開催チラシ・会場案内図はこちらから

(1)講演者の吉田裕(1954年埼玉県入間市生まれ)さんは日本近現代史の研究者です。
特に南京大虐殺事件の研究とともに、日本の軍隊の組織構造を兵士の目線から見つめ直
すという問題意識で研究を進めてきました。
その成果は次の著作などに結実しています。
・『日本の軍隊―兵士たちの近代史 』(岩波新書、2002年)
・『兵士たちの戦後史 (シリーズ 戦争の経験を問う)』(岩波書店、2011年)
・『日本軍兵士―アジア・太平洋戦争の現実』(中公新書、 2017年)
 一方、吉田さんは日本近現代史の研究者として、天皇および天皇制をも見つめてきま
した。
その成果も次の著作などに結実しています。
・『昭和天皇の終戦史』 (岩波新書、1992年)
・吉田裕・瀬畑源・河西秀哉編集『平成の天皇制とは何か――制度と個人のはざまで』
岩波書店、 2017年)
 今回は、『平成の天皇制とは何か』所収の論考「『平成流』平和主義の歴史的・政治
的文脈」での考察を現在の状況にを踏まえ深化させて講演となるでしょう。当日は全体
討議の参考資料として、この論考も用意する予定です。

(2)報告者の中妻雅彦さん、埼玉歴教協・岩田彦太郎さんの論考は『歴史地理教育』
2018年7月号(No881)に掲載されています。
・中妻雅彦さん<草分京子さんから学ぶ教師の役割>
(同時掲載:草分京子さん<「もうけ」より人の命・ふるさとの自然>)
・岩田彦太郎さん<中学校の授業 歴史 戦争体験の聴き取り学習の可能性>
当日は全体討議の参考資料として参加者全員にこの『歴史地理教育』2018年7月号(No881)
を配布予定です。
多くの方々の参加をお待ちしています。

日本政府と被告企業は元徴用工の名誉と尊厳を回復するために努力せよ(声明)

 2018年10月30日韓国大法院は、元徴用工の損害賠償請求を認め、新日鉄住金に対して
1人あたり1億ウォン(約1千万円)の支払いを命じる判決を下した。植民地支配の下で日本
に強制連行された元徴用工への賠償を命じたこの判決に対し、日本政府は1965年の日韓
請求権協定ですでに解決済みであるとし、安倍首相も「国際法に照らして有り得ない」と
強く非難している。また多くの日本のマスコミも、日韓基本条約の根幹を揺るがす判決、
条約の一方的な解釈変更、などと主張し批判する社説を掲げている。こうした中でNHKの
11月世論調査では、今回の判決に69%が「納得できない」としている。
 戦後いち早く歴史教育の中に朝鮮史、日朝関係史を位置付けて研究・実践を積み重ね、
今日では日韓の歴史教育交流にも取り組んでいる私たち歴史教育者協議会は、現在のよう
な日本の状況を憂い、危惧を感じている。それはこの判決への認識が根本的には植民地支
配に対する歴史認識の問題に通じるからである。
 まず、原告の元徴用工の受けた被害の実態をきちんと見るべきである。いわゆる朝鮮人
強制連行では、多くの場合何かの技術習得ができるなどと偽って連行し、実際は炭鉱や軍
需工場などで劣悪な労働環境の下、危険な作業をさせ、十分な食事も与えず、また逃亡防
止のために賃金も手渡さず、日常的に暴力によって管理・強制するという重大な人権侵害
が行われていた。こうした非人道的な強制労働の実態に誠実に向き合い、亡くなったり、
肉体的、精神的な被害にあったりした元徴用工の名誉と尊厳をいかに回復するかという立
場にたつべきである。
 1965年に日韓基本条約及び日韓請求権協定を含め4本の協定が締結されたが、条文の中
で日本の植民地支配に対する認識については一切触れられず、日本政府は韓国に謝罪もし
ていない。韓国側が日本の植民地支配は不法で不当なものであるとしたのに対し、日本側
は合法であり正当だと主張して譲らず、結局植民地支配に対する歴史認識は曖昧にされた
まま条約は締結された。
 大法院判決は、元徴用工の損害賠償請求は、朝鮮半島に対する不法な植民地支配などに
直結する日本企業の反人道的不法行為を前提として請求する慰謝料であり、日韓請求権協
定の適用対象には含まれないものであると述べている。植民地支配の認識に触れなかった
協定の「経済協力」資金に、植民地支配の被害者に対する慰謝料が含まれないと解する判
決は理解できるものである。
 個人の請求権について、政府は日韓請求権協定で「完全かつ最終的に解決」されたとし
ても「いわゆる個人の請求権そのものを国内法的な意味で消滅させたというものではない」
(1991年8月27日柳井俊二外務省条約局長)と参議院予算委員会で答弁している。この点に
ついては韓国大法院の判決も同じである。この立場にたって日本政府と被告企業は元徴用
工が受けた重大な人権侵害の実態に誠実に向き合い、被害者の名誉と尊厳を回復するため
に努力すべきである。

                  2018年12月16日  歴史教育者協議会常任委員会

 

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2019年・第37回中間研究集会のお知らせ(その2)

 

2019年・第37回中間研究集会について再度、お伝えします。
11月30日に報じられた秋篠宮発言に驚かれた方も多いのではないでしょうか。
大嘗祭にかかわる秋篠宮発言は、次の2つからなっていました。
①憲法での政教分離の観点から内廷会計で行うべきであること
②宮内庁長官に見解を伝えたが話を聞く耳を持たなかったこと
中間研究集会では、この秋篠宮発言についても論議し、考えを深めることができればと考えています。
多くの方々の参加をお待ちしています。

1.テーマ:「天皇の代替わりと歴史認識・歴史教育 ―2019年埼玉大会に向けて」
2.日時・会場:1月13日(日)<翌14日は「成人の日」で休日>、東京労働会館・ラパスホール
3.参加費:1500円(学生・U25は1000円)
4.内容・時程
○午前(10:00~12:00)
・開会挨拶(10:00~10:10)
・講演(10:10~11:40):「天皇の代替わりと戦争の記憶」吉田裕氏(一橋大学)
・質疑応答(11:40~12:00)
  ~昼食・休憩(12:00~13:00)
○午後(13:00~16:30)
・報告①(13:00~14:00):
 「小学校社会科をこれからどうするか~いくつかの歴教協実践から学んで」中妻雅彦氏(弘前大学)
・質疑応答(14:00:~14:10)
・報告②(14:10~15:10)
 「中学校歴史学習で何を学ぶか~未来を志向する自主編成プラン(近現代)」埼玉歴教協
・質疑応答(15:10~15:20)
 ~休憩(15:20~15:30)
・全体会(15:30~16:25)
 [討議の柱]:「憲法を生かした学校・地域をつくろう」
・閉会の挨拶(16:25~16:30)

 

開催チラシ・会場案内図はこちらから

北海道歴史教育者協議会冬の全道研究集会

《主催》北海道歴史教育者協議会
研究テーマ   現在(いま)をみつめ、未来を拓く、社会科教育を
       ~平和と民主主義を子どもとともに~

 と き 2019年1月5日(土)6日(日)
 ところ 札幌エルプラザ 男女共同参画センター4階各研修室
                     (札幌市北区北8西3 JR札幌駅北口)

企画1 〔5日 15:00~17:30 4F大研修室〕
講演「北海道150年の歴史を直視する意義」(仮)
           ―北海道博物館の展示と活動を通して考える―
講師:小川正人さん(北海道博物館学芸員・学芸副館長・研究部長)
                            
「北海道命名150年、その先の、道へ」と、1869(明治2)年に「命名」されたことから、
2018年に記念事業が様々催されました。しかしアイヌ文化も広大なる農地、
豊かな海産物もイベントを盛り上げる要素でした。
私たち社会科教師は、この流れを無批判でいるわけにはいかないのではないでしょうか。

「北海道150年」を機に直視すべき歴史があります。
今回北海道博物館の小川さんを迎え、北海道の歴史の何をどう見なければならないのか、

北海道開拓記念館から北海道博物館へと展示リニューアルをする中で、
検討してきた視点を紹介していただき、私たちの歴史認識を深める機会としたいと思います。

企画2 〔5日17:30~19:30 4F大研修室〕
「震災」と社会科教育の責任
   
北海道胆振東部で起こった大震災。山体崩落、全道ブラックアウトの中で、多くの教訓があります。
社会科教師として、実践の上でも、学校づくりや子どもの生活指導の面でも考えるべきことがあります。
現場からの報告もふまえ、考 える機会とします。

企画3 〔6日 9:00~14:30 4F各研修室〕
授業実践分科会  
A 生活科・地理教育分科会
      「5年生稲作の学習」「農産物の地域ブランド化・地域商品化を考える」

B 歴史教育分科会
「「高校新科目『歴史総合』―平和で民主的な国際社会を実現する指導の工夫」

「北海道150年・明治150年―学び教え未来につなぐこと」
C 憲法・政経・公民教育分科会
「「命」への命令を考える授業―平和主義と自衛隊」
「2020年は何を象徴するか―アイヌ民族の人権と共生を考える」
D わかって楽しい授業はどうつくる?授業づくり講座(午前のみ)
      今回のテーマ「憲法は小学校1年生からわかる」 

==集会案内==
・参加費  教員・一 般  二日通し3000円 (1企画 1000円)
年金者     二日通し1000円 (各企画別はありません)
学 生     1日500円
*当日受付でお支払いください。道歴教協会員は会員割引、通しで2500円です。

・会 場  札幌エルプラザ4F男女共同参画センター研修室
          札幌市北区北8西3 JR札幌駅北口 地下通路出口12
   《会員総会》大研修室 5日 13:00~14:45 
   《企画1》 大研修室 5日 14:45~受付 15:00開会
   《企画2》 大研修室 5日 17:20~受付 17:30開会
   《企画3》 中研修室 6日 8:50~受付 9:00開会

・分科会  
みなさんの実践レポートをぜひ報告してください。意見を交換してさらに実践を鍛えていく場です。
当日持ち込みも可ですが、進行の都合上、参加申し込みとともに事前に報告内容をお知らせくださると助かります。 
レポートは、40部用意してください。
・交流会  会費 3000円(予定)
・宿 泊  ホテル斡旋はしておりません。各自ご予約ください。
・注 意  エルプラザは市の公共施設です。販売活動はできませんのでご理解ください。
・連絡先  当日の緊急連絡先 090-7650-7615 現地事務局 平井

《集会参加申し込み》→用紙記入の上FAX/または下記項目をEメールで12月20日まで
氏名
年代
教員・一般・学生・年金者の別
勤務先・所属等
自宅住所 〒(      )
連絡電話(               )
連絡FAX(                )
E.mail (                 )
■参加企画
(  )企画1  (  )企画2  (  )分科会
■交流会参加有無
■分科会参加予定①生活科・地理(  ) ②歴史(  ) 
            ③憲法・政経・公民(  ) ④授業づくり(  )
 →レポート 無・有(タイトル                   )
【参加申し込み】北海道歴教協事務局 池田理
FAX(011-573-1575)またはEmail(dorekkyo.jimukyoku@gmail.com)
 *なお申し込み受付証は発行しません。レポート等で特に連絡が有る場合のみこちらから連絡いたします。
 *参加費は当日受付で支払いをお願いします。事前申込みが無くても当日参加することができますが、
  会場準備の都合上、なるべく12月20日までにお申し込み下さい。

11月社会科授業づくり講座の報告

1.テーマ
  「『困難さ』を持つ生徒たちが私に教えてくれたこと」

2.講師          
   日達 綾さん(神奈川県立高校教員)

1.参加者数 10名(講師含む)
  内訳・・・大学生:1名  小学校:2名  中学校:4名  高校:2名
                             特別支援学校:1名

2.参加者の感想
 *日達先生のお人柄が、とてもすばらしいと思いました。勉強へのモチベーションの低
  い生徒に寄り添って一緒に学ぼうとする姿勢が大切なのかな・・・とお話を伺って感
  じることが出来ました。自分も今、葛飾区内で学力調査ランキング最下位(!?)と
  言われている中学校で勤務していますが、投げ出さず、温かく、粘り強く、子どもた
  ちと学んでいけるようにしたいです。いろいろ自身の教育活動のまずいところに気づ
  かせて頂ける講座でした。ありがとうございました。  
*日達さんの暖かい性格や思いがよく伝わる報告でした。小学校~高校まで、子どもの
  発達段階や家庭事情(貧困など)によって、いろいろ悩みはつきないと思います。で
  も、このように交流しあうことが、とても大切だということを改めて感じさせてくれ
  ました。もっと若い人に聞いてほしかったので、また話してくれる機会をつくれれば
  いいなと思いました。どうもありがとうございました。
*これまで、いわゆる困難校の学習支援等は経験したことがあるのですが、現在の勤
  務校は、また異なる文脈で、自分自身は、まだ壁に当たっていない状況です。しかし、
  問題は違えど、教師として解決すべきことがあることに関わるので、”若手”として
  学ばせていただくことばかりでした。やはり”関係性”の中で、人間は社会生活を送
  るとすれば、教師として、若手として、できることはあると感じました。チームとし
  て一枚岩になって対応することの必要性も認識できたと思います。本日は、ありがと
  うございました。
*まさに、私自身が、いま必要に感じているお話しでした。「こういう授業をやったら
  生徒に響いたよ!」というのをいろいろうかがってみたいです。  
 *私はまだ学生であり、教職として働いていないので具体的なイメージが湧かなかった
  ですが、今後教職に就いた際に確実に直面する問題であると思います。その場で何も
  知らずに悩むより、今回様々な事象を知ることが出来、対応が出来るようになれると
  思います。そのような、授業の内容のみではなく、生徒の実態に基づいたアドバイス
  や意見を多々頂いて非常に良い経験となりました。本日はありがとうございました。
*2回目のお話しでしたが、更に面白いお話を聴くことが出来ました。生徒のノートは、
  とても工夫がされていて、見ていて楽しいものでした。マスキングテープや付箋を使
  ったもので、キャラクターのセリフのようになっているものもありました。ノートの
  取り方が上手で、学び上手な様子が見られました。どのような子でも学び方次第で、
  できるんだというのが分かるなと思いました。そういった、できることを伸ばせるよ
  うな学びや関わり方が上手だなと思うお話しでした。クラスの雰囲気づくりなども大
  変興味深い話でした。

3.日達さんからのコメント
   大好きな授業づくり講座に講師としてお招き頂き、ありがとうございました。そし
  てお忙しい中、講座を企画・運営してくださっている実行員、顧問の皆さまに感謝申
  し上げます。私はスーパーティチャーではないので、中堅どころとしてのちょっとし
  た自分なりのコツなら話題提供出来るかなという感じでお引き受けしました。今まで
  の講座の雰囲気とは違いましたが、ご参加の方たちのお話もたくさん伺うことが出来、
  私もとっても楽しかったです。講座に対する意見で「あまり優秀でない教員が則マネ
  をできるような授業例」というものがありました。スゴイ実践を伺うことも勉強にな
  るのですが、明日の授業に指導にすぐ使える諸々が欲しいというのも現場の切実な願
  いだと思います。この授業づくり講座でも、バランス良くどちらのニーズにも応えら
  れるような企画をこれからも組んでいただけたら嬉しいです。

全民研・中間研究集会のご案内

全民研は恒例の中間研究集会を開きます。第1日目は、労働問題、18歳成人、憲法学習の
3本の実践報告です。第2日目は、死刑制度の報告と「憲法と民主主義のゆくえ」と題する
中野講演があります。授業、人権、平和、民主主義について話し合いませんか。

2019年1月6日(日)午前10時30分
講演 中野晃一(上智大学教授)
   「憲法と民主主義のゆくえ」

第1日目 2019年1月5日(土)午後1時30分~午後5時
実践報告
    ① 日達綾(神奈川県立高校教員)
    「人間らしく働きたい~高校生と労働者の権利について考える~」
    ② 杉浦真理(京都私立高校教員)
    「18歳成人にむけての授業~「公共」を考える~」
    ③ 武田真人(東京私立高校教員)
    「歌で親しむ憲法学習」

第2日目 2019年1月6日(日)午前9時30分~
実践報告 
山﨑裕康(東京都立高校教員)
    「『死刑制度』の授業から‥‥」

*場所 国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟 
     小田急線参宮橋駅徒歩7分 千代田線代々木公園駅徒歩10分

*参加費 2000円(1日のみ1000円)

*第1日目の終了後に懇親会があります。懇親会は予約をお願いします。
*第2日目の終了後に全国・常任委員会があります。
*参加申し込み先 菅澤康雄 sugasawaya@jcom.home.ne.jp