投稿者「温若杉」のアーカイブ

2021年10月号「Harassmentは戒めんと?」の読みどころ 

    Harassmentは,発言・行動等が本人の意図には関係なく、相手を不快にさせたり、尊厳を傷つけたり、不利益を与えたりするものである。しかし,よくないものだとわかっていても,社会に認識が浸透するなか,対応の難しさが目立つようになってきている。実際どう取り上げられ,どんな問題をはらんでいるのか,さまざまな立場の人の視点から、社会の歪みを見通したい。

2021年9月号「幕府はどうする? 内憂外患」の読みどころ

 江戸時代は経済が発展する中で財政悪化が進み、幕府は揺れ動きました。

さらに、百姓一揆や異国船の接近など、国内外の“危機”への対策も必要になってきました。

これが幕政改革となります。

 いわゆる内憂外患とそれへの対応について、最新研究に学び、授業づくりのヒントを探ってみました。

2021年8月号「2021年から問う、世界現代史」の読みどころ

  大戦の終結から76年。朝鮮半島の分断やパレスチナ問題などが続く中、感染症や気候変動、内戦と難民の増加、貧困と格差の拡大などの問題もおきています。

 他方で、植民地支配の歴史の見直し、ジェンダー平等の進展、核兵器禁止条約など平和と民主主義をつくる動きも広がっています。

 2021年の時点から、世界の現代史を問い直したいと思います。

2021年7月増刊号「音楽のきこえる社会科の授業」の読みどころ

 ふと口ずさむ歌、こころのなかに流れるメロディー、教室や校庭に響きわたるハーモニー・・・。

 いつの時代も音楽は、ひとびとにとって身近でかけがえのないものであるとともに、その社会や時代を表すものでもありました。音楽は、人を動かし世の中を変えていく力を持っています。歴史をふりかえれば、その力は歓喜や幸福だけでなく、悲哀や苦悩をもたらすこともありました。

 社会科の授業では、いにしえの旋律をいまの教室で響かせるのはもちろんのこと、時に子どもたちが、時に教員自身が歌い演奏するなど、これまでも音楽をもちいた実践が積み重ねられてきました。

 本特集は、音楽をめぐるさまざまなエピソードや実践が散りばめられています。子どもたちと、音楽を素材により深く楽しく社会や文化を学びたい。そんな気持ちでヒントを提示したつもりです。音楽のきこえる授業をしてみませんか?

2021年7月号「揺れる香港とマカオ」の読みどころ

「一国二制度」で一定の言論の自由も認められてきた香港。しかし近年中国政府は締め付けを強化し、昨年「国家安全維持法」も施行しました。政治には関心の薄かった香港でなぜ民主化運動が高揚したのか。今後の民主化運動の行方を展望するとともに、マカオについても日本人の知らないその姿を明らかにしたいと思います。

2021年6月号「日韓歴史問題 対立を招くもの」の読みどころ

  日韓関係の対立は、徴用工問題における韓国大法院判決以来、出口をみいだせない状況にある。その背景には、徴用工をはじめ日本軍「慰安婦」、関東大震災時の朝鮮人虐殺など、歴史問題が深く横たわっている。授業によってこれらを問いただすことで、日韓の相互理解を深める方向を探りたい。

2021年5月号「#MeTooから#KuTooのその先へ」の読みどころ

 この数年,#MeToo,#KuTooが大きな話題になっている。それは,女性の人権がだんだんと拡大してきてはいるものの,改善すべきことが多々あることをあらわしている。女性をめぐる最近の動きを踏まえながら,どのような社会をつくるのがよいのか,その方向性を探りたい。

2021年4月号「藤原道長とその時代」の読みどころ

 藤原道長は、天皇との血縁関係と新しい政治の枠組みを生み出し、摂関政治の全盛期を築きました。その権力構造はどのようなものだったのでしょうか。「この世をば」の和歌の新しい解釈からみえる道長像や、日々の災厄を避けるための陰陽師の活動を通して見えてくる平安貴族の思想や生活についても考えてみました。

2021年3月増刊号「あの日から10年 東日本大震災から未来をきりひらく」の読みどころ

 今年は、東日本大震災・原発事故から10年を迎えます。かけがえ

のないたくさんのいのちが失われ、人びとの暮らしが壊されました。

あの時、この国は変わらなければならないと誰もが思ったことでしょう。

 ところが、あの日から行政がおこなってきたことは、被災者を分断

し切り捨てることでした。そして、原発の再稼働、除染土の再利用へ

と動き出し、さらに汚染水の海への放出がおこなわれようとしていま

す。津波被災地の嵩上げ工事や巨大堤防の建設では、壊された地域社

会を取り戻すことは出来ません。政府は、過ちをつぐなうことなく、

東日本大震災・原発事故をすでに終わったことにしようとしています。

 それでも、人びとは苦しみの中から、暮らしを返せ、と責任を問い

続け、本当の復興をめざしています。若者たちが自らの体験を語り、

おとなたちは次の世代に、あの日のことを伝え続けています。

 コロナ禍の中で見えてきた、いのちを大切にする未来をめざしたい

という願いを込めて、あれから10年目のいま、あらためて東日本大

震災・原発事故をとらえ直したいと思います。

2021年3月号「どうする?まったなしの地球環境」の読みどころ

   昨年11月、政府は日本の温室効果ガス排出量を2050年10月までに、実質ゼロにすると表明しました。

まったなしの地球環境からすれば、遅ればせながらの感はありますが、産業構造の転換は可能なのでしょうか。

太陽光発電の普及やリサイクルの推進などの取り組みに学び、私たちにできることを考え、

実行に移していきたいと思います。