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初めてのオンラインでも大成功に終わった中間研究集会!!

 1月10日(日)に「コロナ禍であらためて民主主義の課題を考える」というテーマで、第39
回中間研究集会を実施しました。初めてのオンライン集会(zoom)となりましたが、約100名
の参加があり、大成功に終わりました。

 内容は、上記テーマでの中野晃一氏(上智大学)の講演と、「コロナ禍が学校、教育にもた
らしたこと」というテーマで、小・中・高と愛知/東海大会開催県の現場の状況と実践につい
て、4人の方から報告をしてもらい、意見交流を行いました。
 
 中野氏の講演では、「『まつりごと』は奉仕・服従を意味する概念だが、『多様性』を強調
する学者もいる。そしてまさに現在は『新自由主義』化と反自由主義化の時代であり、『分断』
と『憎悪』に根差しており、それがコロナ禍で増幅されている。今年は、安倍政権から始まっ
た『2012年体制』の確立か、民主主義の復活かの岐路の年である」との指摘がありました。
 
 意見交流では、まず桜井事務局長から「一斉休校の後、遅れを取り戻すための一層の詰め込
み、楽しい行事の削減、給食を黙ってたべるなどが行われた結果、『学校が楽しくない」『先
生はいつも怒っている」という子どもの声となっている。その中で、頑張る子ども達と教職員
の力で、色々な工夫がなされ、少人数学級の素晴らしさも確認できた」という問題提起がなさ
れました。
 それを受けて、
①茨城の小学校の石上さんからは、「学校再開後、グループやペアでの活動の再開、運動会の
 午前中実施、バス遠足の実施など、徐々に楽しい学校生活を取り戻しつつある。しかしPCR
 検査を教員が実施たり、保健所が手一杯の状態であり、児童相談所の職員も不足して児童虐
 待の増加」などの心配も指摘されました。
②東京の中学校の大谷さんからは、「生徒会役員が『行事ができないからその代わりに』と、
 昼休みにもできる活動として、学級対抗クイズ大会やドッジボール大会を企画し、成功する
 中で、やる気が高まっていった。参加した生徒達も『生徒会のイベントは楽しそう』と感じ
 るようになってきた」という実践が紹介されました。
③埼玉の高校の川島さんからは、「実施できなくなった文化祭の代わりに『校内芸術祭』を企
 画し、生徒が、映画、短歌動画、黒板チョークアート、川柳という4つの部門に分かれて活
 動し、友達とのコミュニケーションを図りながら、地域社会にも発信して評価を受けた。そ
 して今、求められているのは多様性とアート思考ではないか」という問題提起がありました。
④愛知/東海大会開催県の静岡の小学校の安達さんからは、「手作りのパネルを使って、一斉
 休校で失われたものも大きかったが、子どもや教職員の努力で取り戻せた部分もあった。し
 かし長く家庭で過ごさざるを得なかった子ども達のストレスも大きかった事」が報告され、
 「昨年できなかった大会を今年こそ実現するので、ぜひ参加してほしい」という熱い思いが
 披露されました。
 
 そして実施後には「中野氏の鋭い視点と分析から、広い視野で今の世界と日本を見つめる事
ができました。」「実践報告は、どれもコロナ禍の不安なかで、生き生きした学校生活が映し
出され、感銘を受けました」など、沢山の感想が寄せられ、充実した研究集会になったことが
うかがわれました。
 また、初めてのオンライン実施については「やはり質疑応答をしてほしかった」「zoomのホ
ストと司会は分けた方が良い」などのご意見もいただいたので、3月の世話人会や夏の大会に、
生かしていきたいと思います。
 ご参加いただいた皆様、参加はできなかったけれど宣伝をしてくださった皆様、本当にあり
がとうございました。

【声明】政府による日本学術会議新会員の任命拒否に抗議し、撤回を強く求めます

 菅首相は、日本学術会議が新会員候補として推薦した105名のうち6名について、理由
の説明もなく任命を拒否しました。日本学術会議は「学者の国会」ともいわれ、政府に
対して学問研究の立場から様々な分野にわたる政策提言を行う「国の特別の機関」です。
 国からの独立が保障され、自由な学術研究の成果に基づいて政策提言ができる科学者
コミュニティの代表機関であってこそ、学問を通じて国民生活に寄与することができま
す。だからこそ日本国憲法第23条は「学問の自由は、これを保障する。」と定めていま
す。
 会員の任命については「推薦に基づいて、内閣総理大臣が任命する」となっています
が、「形だけの推薦制であって、学界から推薦して頂いた者を拒否しない」(1983年11
月24日丹羽兵助総理府総務長官)と政府自身が答弁してきました。
 菅首相は任命拒否の理由を明らかにしていません。任命拒否の理由を明確に説明すべ
きです。任命を拒否するとは、国家による学術研究への政治介入であり、学問の自由へ
の重大な侵害だと言わざるをえません。
 歴史教育者協議会は、日本国憲法のもとで発展してきた戦後歴史学をはじめとする社
会科学の研究成果に基づいて歴史教育、社会科教育の創造に取り組んできました。私た
ちは、学問の自由を侵害し、日本社会の健全な発展を阻害する菅首相による任命拒否に
断固抗議し、すみやかな撤回を強く求めます。

2020年10月8日
                  一般社団法人 歴史教育者協議会 常任委員会

歴教協編『世界と日本をむすぶ「歴史総合」の授業』(大月書店)5月22日刊行

歴教協編『世界と日本をむすぶ「歴史総合」の授業』(大月書店)5月22日刊行

2022年度から新科目「歴史総合」の授業が始まります。歴教協はこれまで、「歴史総合」をめぐるシンポジウムや学習会を開催し、『歴史地理教育』誌上でも論議を重ねてきました。『歴史地理教育』7月増刊号では、「歴史総合」を見据えた授業実践が多く掲載されます。学校現場でも、「歴史総合」に対する検討が始まり、具体的な授業案も望まれています。
こうした要望に応えて、歴教協が編集する『世界と日本をむすぶ「歴史総合」の授業』を刊行しました。学習指導要領は「近代化」「大衆化」「グローバル化」を柱にして近現代史を構想していますが、私たちは歴史の変化や発展がわかり、世界と日本をむすぶ近現代史をめざしました。全国の歴教協会員による50テーマの授業案、山田朗委員長の論文「私たちの歴史認識と歴史教育の課題」に加えて、戦後歴史教育と近現代史教育をめぐる論文も収録しました。本書が、学校現場だけでなく、学習会などでも広く活用されることを願っています。
目次
 第1章 歴史の扉
 第2章 近代化と世界(近代化と私たち)
 第3章 2つの世界大戦と平和への希求(国際秩序の変化や大衆化と私たち)
 第4章 戦後世界と自由・独立・人権・平和をめざすたたかい(グローバル化と私たち)
 第5章 戦後歴史教育と新科目「歴史総合」

50テーマの授業案を4ページで。「探究活動」「授業づくりのポイント」も。
歴史教育者協議会編(編集委員:石出法太・河合美喜夫・関原正裕・丸浜昭・米山宏史)
大月書店  B5判・232ページ 本体3000円+税  

下記URLからご注文ください。
期間限定の特価販売です。
特価 3000円(税込み・送料込み)
https://ux.nu/J9Eii
第1次締め切り:6月10日(水)
第2次締め切り: 6月30日(火)

歴史地理教育5月号(No909)-特集 憲法を守り、活かす社会へ

 

 

 

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特集 憲法を守り、活かす社会へ
九条改憲をめぐる情勢と今後の課題 清水雅彦
なぜ高校無償化から朝鮮学校を除外するのか 丹羽徹
愛知から「表現の不自由展・その後」中止事件を考える 丸山豊
「日の丸・君が代」裁判の現段階―東京の学校現場で起きたこと 立川秀円
実践記録/小学校6年 子どもの生活から考えた憲法の学習 大野裕一

小学校の授業 1年 生活科 生活科の栽培活動に関わる一年生の合科的な授業 原田聡子
中学校の授業 歴史 秀吉の朝鮮侵略を鹿児島から考える 新澤あけみ
高校の授業 選択 同性婚がひらく未来 江連恭弘

連載
子どもの目
▼憲法を自分事として考える 石川秀和
2020東京オリンピックを考える5
▼国威発揚・国家主義とオリンピック 石出法太 石出みどり
地域─日本から世界から276
▼一人ひとりの自立と「希望」が持てる「復興」を―阪神・淡路大震災から二五年 桐藤直人
子どもたちに学び、地域に学ぶ5
▼ユリさんの「国」 草分京子
Chinanimation Originals 2
▼水墨画アニメと中国古典 稲垣裕史
世界を歩く130
▼ハヤヤ ボリビア!―先住民族の伝統② パチャママへの捧げもの 山田初
歴教協第72回愛知/東海大会 2020年の夏は東海(愛知)へ5
▼岐阜大会から三〇年 飯沼徳昌
探訪ミュージアム130
▼北海道ノーモア・ヒバクシャ会館(札幌市白石区) 北明邦雄

読書室『帝国に生きた少女たち―京城第一公立高等女学校の植民地体験』『画家たちの戦争責任―藤田嗣治の「アッツ島玉砕」をとおして考える』『「日本国紀」をファクトチェック―史実をどう歪めているか』『大学生5200人に「戦後現代史」を問う―「戦後現代史と現代認識に関する調査」報告書2019年版』『大岡信『折々のうた』選 俳句(一)』『同(二)』『オリンピックの終わりの始まり』

実践報告/小学校5年 なぜ校歌の二番を歌わないのか―地域の公害を考える授業 三橋昌平
ハンセン病回復者の家族・遺族の人生被害をめぐって―熊本地裁判決を受けて考える 黒尾和久
歴教協第72回愛知/東海大会 現地見学ここが見どころ 現地実行委員会
緊急のお知らせ 第72回愛知/東海大会は来年に延期

●写真/表紙裏●北から南から─歴教協各県支部ニュース535/88●総目録宣伝/91
●今月の動き/92●読者のひろば/93●次号予告/94●バックナンバー/95

歴史地理教育4月号(No908)-特集 どう読む 記紀・万葉集

 

 

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特集 どう読む 記紀・万葉集
万葉集と近代日本 品田悦一
飛鳥時代の木簡と歴史教育 市大樹
実践記録/中学歴史 奈良時代の人々の日記を書こう──中学生が良民と奴婢となって綴る 小林朗
歴史教科書の中の記紀・風土記・万葉集 威知志麻子
コラム 考古資料を通じて「東国」の教室から眺める記紀 石田千郷
出雲とヤマト──出雲神話とその歴史的背景 平石充

小学校の授業 5年 子どもと学ぶ車の「MIRAI」 中川正
中学校の授業 公民 中学生が学ぶ市議会議員選挙 長屋勝彦
高校の授業 総合的な学習の時間 摸擬投票に取り組んで 稲次寛

連載
子どもの目
▼ふるさとをもっと住みたいまちへ 名原志穂
2020東京オリンピックを考える4
▼商業主義とオリンピック 石出法太 石出みどり
地域─日本から世界から275
▼リニア新幹線の問題点と運動の現状 川村晃生
子どもたちに学び、地域に学ぶ4
▼一九四五年、豊地村ニテ死ス─学校の歴史に学ぶ② 草分京子
[新連載]Chinanimation Originals 1
▼伝統演劇と『西遊記』 稲垣裕史
世界を歩く129
▼ハヤヤ ボリビア!―先住民族の伝統① アンデスとアマゾンにまたがる大地 山田初
各地からの便り
▼愛知歴教協 10周年を迎えた「あんにゅい」 伊藤和彦
歴教協第72回愛知/東海大会 2020年の夏は東海(愛知)へ4
▼東西を結ぶ学び合いの輪(静岡県の巻) 良知永行
探訪ミュージアム129
▼八戸市みなと体験学習館(青森県八戸市) 吉田守夫

読書室『太閤検地―秀吉が目指した国のかたち』『治安体制の現代史と小林多喜二』『増野悦興研究―埋もれたキリスト者の生涯と思想』『この国の不寛容の果てに―相模原事件と私たちの時代』『ドイツの道徳教科書―5、6年実践哲学科の価値教育』『日韓共同の歴史教育―21世紀をきりひらく授業実践交流の軌跡』

第一八回日韓歴史教育交流 蔚山シンポジウム報告 糟谷政和
第一八回日韓歴史教育交流蔚山シンポジウム実践報告
韓国の高校生と三・一運動を考える 小林優香
実践報告/高校日本史 蒔いた種は、どう揺らぎ、どう育ったのか――アジア太平洋戦争の加害事実学習から見えるもの 野田悟

●写真/表紙裏●北から南から─歴教協各県支部ニュース534/88●伝言板/91
●今月の動き/92●読者のひろば/93●次号予告/94●バックナンバー/95

歴史地理教育3月増刊号(No907)-「平成」の30年・ポスト冷戦を問う 

     

 

 

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「平成」の30年・ポスト冷戦を問う
Ⅰ 豊かさの幻想 日本社会 変貌の30年
【巻頭/総論】「平成」・「令和」の象徴天皇制と歴史認識を問う 山田朗
【インタビュー】「平成」の三〇年・ポスト冷戦を問う 斎藤貴男
バブル崩壊以降の日本経済の三〇年 金子勝
「『平成』の三〇年・ポスト冷戦」関係年表 編集委員会
【地域報告】「子ども食堂」から見た格差社会 新保ちい子
「原発のない社会をつくる」一点で大合流
──教育運動と市民運動はどう響き合うか 杉原秀典
【地域報告】巨大地震発生から原発事故へ──六日間の行動 福田和久
子どもの権利条約三〇年──到達点と課題のいま 増山均
新・教育基本法で強まった国の教育支配 大野一夫
女性と労働法の四〇年──労働法の女性規定はどう変わったか 石井俊光
【地域報告】日本語を母語としない子どもたちの三〇年 時原千恵子
【実践報告/高校】「外国人」とともに生きるために
──倭寇の歴史をヒントに、現状を考える 川島啓一
つながり志向という時代精神──SNSによる常時接続の社会背景 土井隆義
【実践報告/高校】「欅坂46の歌詞から考える一〇代の心理」研究のサポートを通して 内久根直樹
Ⅱ グローバル化の中で 日本政治 迷走の30年と未来への模索
「この三〇年」をどのように見るのか
──「ポスト冷戦」のなかの「日本」 成田龍一
冷戦後の国際関係──グローバル化と国民国家 木畑洋一
「大国」勃興の三〇年と分断の深化
──米ソ冷戦から米中冷戦への過渡期 大澤武司
五五年体制の崩壊から連立政権の時代へ 菊池信輝
安保と沖縄の三〇年 平良宗潤
【地域報告】首里城再建をめぐって 里井洋一
【実践報告】高校生平和ゼミナール三〇年の歩みといま
──学び、交流し、行動する高校生 沖村民雄

 

 

 

 

 

 

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歴史地理教育3月号(No906)-特集 災害列島日本の現実に立ち向かう

 

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特集 災害列島日本の現実に立ち向かう
社会の力で命を守る防災・防災教育を──続発する災害の教訓を踏まえて 岩渕孝
豪雨災害地域に対する行政等の対策の状況と問題 磯部作
福島原発事故発生から九年、福島から 伊東達也
僕は一七歳、今も東京に避難しています 鴨下全生
実践記録/高校・政治経済 なぜ和歌山に原発がないのか? 横出加津彦

小学校の授業 4年 社会・道徳 3・11に少しでも寄り添えるように 中原武蔵
中学校の授業 歴史 戦争と二人の少女──ファシズムと戦争について考える 奥山忍
高専の授業 日本史 文化財は誰のものか?──後期中等教育における文化財認識育成の試み 武田章

連載
子どもの目
▼地震を乗り越えて 水上浩司
2020東京オリンピックを考える3
▼テレビ放送とオリンピック 石出法太 石出みどり
地域─日本から世界から274
▼静かで平和な宮古島への陸自ミサイル基地配備を許さない 上里清美
子どもたちに学び、地域に学ぶ3
▼ぞう列車は夢を乗せて─学校の歴史に学ぶ① 草分京子
映画で感じる韓国現代史12[最終回]
▼みんな知ってるけど、誰も知らなかった「あなた」と「私」の物語『82年生まれ、キム・ジヨン』 永島梓
世界を歩く128
▼暮らすような旅(6)[最終回]二泊三日の小旅行 前田徳弘
各地からの便り
▼京都歴教協 始めました!小学校部会 羽田純一
歴教協第72回愛知/東海大会 2020年の夏は東海(愛知)へ3
▼東海ブロック全域から愛知/東海大会の成功を!(長野県の巻) 藤原恵正
探訪ミュージアム128
▼袖ヶ浦市郷土博物館(千葉県袖ヶ浦市) 白井敏二

読書室『津波死ゼロの日本を―被災地の復興に学び』
『日本経済30年史―バブルからアベノミクスまで』
『華南と華中の万人坑―中国人強制連行・強制労働を知る旅』

実践報告/高校 「主体性」を育む平和教育の模索―「原爆の図」と向き合うことを通じて 近藤隆行
東アジア歴史教育シンポジウム―三・一運動、五・四運動を学び合う―を終えて 米山宏史
実践報告/高校日本史 資料を用いた戦争学習―祖父の聞き取りを中心に 阿久津祐一
「建国記念の日」に関する声明 日本歴史学協会

●写真/表紙裏●北から南から─歴教協各県支部ニュース● 533/86●伝言板/90
●いただいた本・実践記録から/91●今月の動き/92●読者のひろば/93●次号予告/94●バックナンバー/95

歴史地理教育2月号(No905)-特集 からみあう学校と受験産業

 

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特集 からみあう学校と受験産業
塾長から見た公教育と受験産業 皆倉宣之
進む民間教育事業者の学校への浸透佐原啓仁
学習塾講師から見た受験産業の今田巻慶
中高教員から見える新入試・受験産業とこれからの歴史授業 黒河潤二
大学の教育現場から見える「受験産業」の“影” 鈴木茂

小学校の授業 5年 総合的な学習・特別活動 子どもたちとつくる平和学習──学芸会までの取り組み 大友育子
中学校の授業 総合的な学習・道徳 「想い」を言葉にする力──ナディアさんの願い 井村花子
高校の授業 世界史 社会科の授業で生徒と学ぶ 山梨県の在日コリアンの歴史 鮎澤譲

連載
子どもの目
▼もしあなたが文部科学大臣だったら 川島啓一
2020東京オリンピックを考える2
▼問題だらけの新国立競技場 石出法太 石出みどり
地域─日本から世界から273
▼幕末一関藩の蘭学を訪ねて 三好博
子どもたちに学び、地域に学ぶ2
▼願わくは─思いを歌に乗せて 草分京子
映画で感じる韓国現代史11
▼盧泰愚・元大統領の弁護士時代を描いた社会派ヒューマンドラマ『弁護人』 魚山秀
世界を歩く127
▼暮らすような旅(5)トスカーナの街を訪ねる 前田徳弘
歴教協第72回愛知/東海大会 2020年の夏は東海(愛知)へ2
▼東海五県会議と三重歴教協 岩脇彰
探訪ミュージアム127
▼加茂岩倉遺跡ガイダンス(島根県雲南市) 志賀崇

読書室『日本の戦争Ⅲ?天皇と戦争責任』『独ソ戦 絶滅戦争の惨禍』『日本近現代史を生きる―過去・現在・未来のなかで』『主権者を育てる―全民研50年のあゆみと課題』『寒川セツルメント史―千葉における戦後学生セツルメント運動』『原爆と朝鮮戦争を生き延びた孤児』

実践報告 小学生とともに読み解く江戸から明治への「変化」―史料に基づく歴史的思考力の育成を軸に 藤井正太
実践報告/世界史 映像記録と資料を活用して第一次世界大戦から戦争について考える 矢口正樹
日本軍の廠窖虐殺 大谷猛夫

●写真/表紙裏●北から南から─歴教協各県支部ニュース●532/88●伝言板/90
●今月の動き/92●読者のひろば/93●次号予告/94●バックナンバー/95